東洋医学には未病という考え方があります。病気が発症する前の身体の状態で、検査に異常がないので西洋医学的には、不定愁訴や自律神経失調症と診断されることが多いのですが、この未病を判定する方法が良導絡自律神経の測定です。自律神経の状態を数値化して見ることができるので、今症状が出ていなくても、将来なり易い病気も推定し、予防することができ、いわば「簡易人間ドック」的な面もあります。
測定結果から、その時の身体状態を客観的に把握して、鍼灸を中心とした良導絡治療を行うことにより、症状軽減、疾病予防、健康増進を行うことができます。現代医学は主に病気のそのときの症状を治す対症療法によって治療するので病態を特定しにくい病気には無力に終わってしまうのが現状です。病気からからだを守っているのは自然治癒力です。後藤鍼灸治療院では、東洋医学に西洋医学の理論を取り入れた良導絡治療で自然治癒力を引き出し、未病を治すお手伝いをいたします。
- 令和2年11月『不妊症の良導絡治療』講演
- 平成30年10月『八大関節の直流運動鍼治療-大磯泰啓先生秘伝の実技とその応用』
- 平成30年1月『人体小宇宙の話』講演
- 平成29年4月【腰痛・下肢痛の運動鍼療法】実技講演
- 平成28年11月 世界鍼灸学会で実技講演を行いました